Part1 なぜ人は太るのか?
1-7 食べ放題で太りにくくする秘策とは?
「何で私より痩せているコイツが、私より食べているんだ。
世の中どうにかなっちゃっているのか?私の身体に何が起きているのか??」
そんな事考えている方いませんか?
そんな人は当然に痩せません!
なぜなら、脳内で大変な指令を出してしまっているのです。
では、お二人の脳の働きを見てみましょう。
★痩せている友達(コイツと呼ばれた女性)の脳内の場合★
「あ~うまっ、また来よう」とか思っていて、脳内ではリラックスしながら快適な状態です。
むしろストレス解消しています。
★一方、私の場合★
「もうこれが最後のスイーツ」「明日からダイエットだー!」
などと考えて食べています。これが脳のストレス状態なのです。
「あ~なんで食べちゃったんだろう…吐いてしまいたい」
なんて考えていたら、もう末期状態です。すでにストレスMAXです。
ストレスとは、定義として「戦う直前の状態を指し、血圧・心拍数上昇、呼吸低下、まばたき数低下という生理現象を引き起こす」ことを指します。
疲れ易さ・むくみ・ドライアイ・便秘という症状もストレス状態で起きる生理的現象です。
また、最近では「腸の過度な負担」により、アレルギーや太りやすい体質を作っているとも言われています。
それにより脳内では、もっとも恐ろしい「人間の太古からの太る機能」が活性化するスイッチを入れてしまっているのです。
先述の通り、身体は通常より効率よく消化吸収するようになります。
すると水分は限界まで吸収され、トイレの回数が減り、固い便となり便秘になります。
日本人の消化酵素は40種類ほど存在しており、これは飢餓に耐えうるために作られた人類生存200万年の産物です。
先述の通り日本人の過去において、過食の経験をほとんど知りません。
よく摂取カロリーを気にする方がいますが、本当に摂取カロリーだけで痩せると思いますか?
例えば毎日300キロカロリー多く摂取すると、一年後はほぼ確実に15キロ体重が増えます。
逆に毎日300キロカロリー少なく摂取すると、一年後は15キロ減ると思いますか?
答えはNOです!
消化酵素を出して不足分を摂取効率アップで補うので、残念ですが数キロ程度しか体重は減りません。
食べるなら美味しく食べた方が断然お得です。後悔したせいで余計に太るくらいなら、食べ放題に行くのはやめましょう!